NASとクラウドの併用|迷わない順番(役割→同期→復元)

NASとクラウドの併用|迷わない順番(役割→同期→復元)

NASとクラウドを一緒に使うと強いが、順番を間違えると二重化や削除連動が起きやすい。役割分担と同期の設計を、迷わない手順で整理。

NASとクラウドの併用:順番だけ決めると迷いにくい

NAS(家の中の保存箱)とクラウド(外に置ける保険)を併用すると、データはかなり守りやすくなります。

ただ、最初に順番を決めないと「二重に増える」「消したら両方消えた」が起きやすいです。

ここは役割→同期→復元の順で決めると、迷いにくいです。

先に結論(決める順番)

  1. 役割:「正」の置き場はどっち?(NASかクラウドか)
  2. 同期:全部を写す?重要フォルダだけ?(範囲を決める)
  3. 復元:削除・上書きの保険(ゴミ箱/履歴/バックアップ)を確認

まず役割:NASとクラウドの得意・不得意

項目 NAS クラウド
置き場 家/会社の中(自分の管理に近い) 外(オフサイトの保険になりやすい)
速度 LAN内は速いことが多い 回線次第(上りが弱いと遅い)
共有 設定が必要(人によって難しい) 共有が簡単なサービスが多い
事故の形 機器故障・災害・盗難 共有ミス・ログイン事故・削除連動

併用で起きやすい事故(よくある3つ)

事故 起き方 避け方
二重に増える 両方を「正」として編集してしまう 編集する場所を1つに決める
削除が連動する 同期型で、片方の削除が反映される 削除の扱い(ゴミ箱/履歴)を先に確認
初回コピーが終わらない 写真/動画などが大量で、回線が追いつかない 範囲を絞って、段階的に増やす

設計の型:よく使われる2パターン

「正」の置き場 向く人
型A:NASが正 NASを中心に、クラウドは外の保険 大容量が多い/家の中で作業が多い
型B:クラウドが正 クラウド中心で、NASはローカルの作業箱 外出先や共有が多い/端末が複数

迷ったら

「編集はどっちでやる?」で決めると早いです。

編集する場所=“正”に寄せた方が、二重化が減ります。

今日決める3点(最短)

決めること 理由
正の置き場 写真はクラウド、仕事フォルダはNAS 編集が分散すると事故が増える
同期する範囲 重要フォルダだけ(全部は後回し) 初回が重いと止まりやすい
復元の保険 ゴミ箱の保持、履歴(版管理)の有無 削除連動の事故を避ける

質問と回答

質問:NASとクラウド、どっちを正にするのが無難?

回答:編集する場所を正に寄せるのが無難です。家の中で編集が多いならNAS、外出先や共有が多いならクラウド中心が迷いにくいです。

質問:削除が連動するのが怖いです

回答:まずゴミ箱の保持期間と履歴(版管理)があるかを確認してから、同期範囲を広げると安心です。いきなり全部同期は避けた方が安定します。

質問:最初のコピーが重すぎます

回答:範囲を絞って段階的に増やすのが現実的です。写真/動画のような重いものを一気にやると時間がかかりやすいです。

まとめ

  1. 併用は強いけど、最初に役割を決めるのが大事
  2. 編集する場所を「正」に寄せると二重化が減る
  3. 同期範囲は絞って始めて、復元(ゴミ箱/履歴)を確認する

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