クラウドストレージの選び方を初心者向けに解説。容量・料金・使いやすさ・安全性など、失敗しないための5つの基準をわかりやすく整理します。

版管理・復元はどこまで必要?「消えた」を減らす考え方
クラウドストレージの版管理・復元(ゴミ箱/履歴)の違いを整理。どこまで必要か、保存期間の考え方と、事故を減らす設定の順番を解説します。

先に結論
「消えた」を減らす鍵は、容量より版管理(過去に戻す)と復元(ゴミ箱から戻す)です。
必要なのは“豪華な機能”より、どれくらい過去まで戻せるかと戻し方が簡単か。
| あなたの状況 | 必要になりやすいもの | 理由 |
|---|---|---|
| 仕事の資料・請求書・原稿など、更新が多い | 版管理(過去版) | 上書きミスに強い |
| 写真・動画が中心で、整理中に誤削除しがち | 復元(ゴミ箱) | うっかり削除に強い |
| 複数人で同じフォルダを触る | 両方 | 削除・上書き・競合が起きやすい |
ポイント:事故は「削除」と「上書き」で種類が違います。対策も別です。
復元(ゴミ箱)
ファイルを消した時に、一定期間だけ残しておいて戻せる仕組み。整理中の誤削除に強いです。
版管理(過去版)
上書きしてしまった時に、過去の状態に戻せる仕組み。仕事の資料や編集が多いファイルで効きます。
保存期間(ここが大事)
“戻せる”の範囲はサービスやプランで変わります。大事なのは、あなたの運用に対して「十分な期間」かどうかです。
| 起きがちな事故 | 効く仕組み | よくある原因 |
|---|---|---|
| 間違って削除 | 復元(ゴミ箱) | 整理中に勢いで消す/スマホ操作 |
| 上書きミス | 版管理 | 古いファイルで保存/同名ファイルの混在 |
| 競合コピーが増える | 版管理+運用ルール | 複数人が同時編集/同期が遅れてズレる |
結局:削除はゴミ箱、上書きは版管理。ここを分けて覚えるだけで、対策が立てやすいです。
| Step | やること | 判断のコツ |
|---|---|---|
| 1 | 「消したら困る物」を3つ書く | 写真/契約書/確定申告…みたいに具体で |
| 2 | 事故のタイプを決める(削除が怖い?上書きが怖い?) | 削除→復元、上書き→版管理 |
| 3 | 戻し方を一度だけ確認する | 「どこを押せば戻る?」が分かればOK |
失敗①:ゴミ箱だけ見て安心してしまう
上書きミスはゴミ箱では戻りません。編集が多い人ほど、版管理が効きます。
失敗②:同名ファイルが増えて最新版が分からない
命名ルールを1行決めるだけで落ち着きます(例:日付_案件_版)。
Q. 版管理はどれくらいあれば十分?
「気づくまでの時間」で決めるとラクです。たとえば月末にまとめて見直す人は“数週間〜1か月分”が欲しい、毎日確認する人なら短めでも間に合う…みたいに、生活リズムに合わせるのが自然です。
まとめ:削除は復元、上書きは版管理。事故の種類で対策を分けると、安心が作りやすいです。