法人のSSO/SCIMって何?必要になるタイミング

法人のSSO/SCIMって何?必要になるタイミング

SSO/SCIMをやさしく解説。SSOはログインをまとめる仕組み、SCIMはアカウント管理を自動化する仕組み。必要になる条件と、導入判断の順番を整理します。

法人のSSO/SCIMって何?必要になるタイミング

先に結論

SSO/SCIMは、ざっくり言うと「入口の管理」です。
SSO=ログインを1つにまとめるSCIM=入退社に合わせてアカウントを自動で整える
必要になるのは、人数が増えて退職・異動・外部共有が絡み始めた頃が多いです。

結論:SSOとSCIMの違い(早見)

用語 何をする? 嬉しい所
SSO ログインをまとめる(入口を一本化) パスワード管理が楽、退職時に止めやすい
SCIM アカウント作成/停止を自動化(名簿と連動) 入退社・異動の抜け漏れが減る

覚え方:SSOは「鍵を1つにする」、SCIMは「鍵を配る/回収するのを自動化する」。

小学生向けに例えると

SSO=玄関の鍵を1本にする

いろんな部屋(サービス)に入るのに鍵がバラバラだと大変。玄関の鍵を1本にまとめるのがSSOです。

SCIM=クラス名簿と鍵配りを連動させる

転校生が来たら鍵を渡す、卒業したら鍵を回収する。これを名簿と連動して自動にするのがSCIMです。

必要になる判断軸3つ

① 退職・異動のたびに権限管理がしんどい

「誰がまだアクセスできる?」が追えないと危ないです。ここでSSO/SCIMの価値が出やすいです。

② 外部共有が増えて、説明や監査が必要になってきた

取引先に「管理はどうしてますか?」と聞かれる場面が増えると、入口の一本化が効きます。

③ 2FAを全員に徹底できない

人が増えるほど「やってない人」が出がち。入口をまとめて管理できると、抜け漏れが減ります。

比較表(向く/まだ要らない)

状況 SSO/SCIM 理由
入退社・異動が増えて、権限管理が追いつかない 向きやすい 止め忘れ・付け忘れが減る
少人数で、管理者が全員を把握できる 優先度は低め まず2FAと共有ルールの整備が効きやすい
監査・取引先説明が必要(規程がある) 検討価値あり 入口の説明がしやすくなる

まとめると:SSO/SCIMは「人が増えるほど」「入退社があるほど」効きやすい仕組みです。

導入の考え方(Step1-3)

Step やること コツ
1 困りごとを1つ決める(退職時の停止が怖い、など) 目的が決まると導入判断が速い
2 まずSSOで入口をまとめる(できる範囲で) 管理が一気に楽になることが多い
3 次にSCIMで“配る/回収”を自動化する 入退社の抜け漏れを減らす

質問と回答

Q. SSOとSCIM、どっちが先?

迷うならSSOが先です。入口がまとまるだけで管理が楽になります。その上で、入退社の手間が重くなってきたらSCIMを足すイメージが分かりやすいです。

まとめ:SSOはログイン一本化、SCIMはアカウント管理自動化。人が増えて「入口の管理」が重くなってきたら検討タイミングです。

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