共有の権限設計|閲覧・編集・期限・パスの決め方

共有の権限設計|閲覧・編集・期限・パスの決め方

クラウド共有で事故を減らす「権限設計」を整理。閲覧/編集の境界、リンク共有の期限・パスワード、外部共有の止め方まで、決める順番をまとめます。

共有の権限設計:閲覧・編集・期限・パスの決め方

先に結論

共有で怖いのは「見られる」より編集できてしまうことが多いです。
だから順番は①編集者を絞る → ②期限を付ける → ③パスを付ける
この3点だけでも、だいぶ安心側に倒せます。

結論:迷わない“基本形”

状況 基本の権限 理由
取引先に資料を見せたい(提出・確認) 閲覧のみ+期限 編集事故を避けつつ、後で止めやすい
一緒に直してほしい(共同作業) 編集は必要な人だけ 編集者が増えるほど、ミスが増えやすい
家族・友人に写真を渡したい 閲覧+パス(必要なら) リンクの拡散を想定しておくと安心

基本の考え:編集は“最後の最後”。まずは閲覧で渡して、足りなければ編集に上げる。逆にすると怖くなりやすいです。

判断軸3つ(何が怖い?)

① 編集事故(消える・書き換わる)

一番多いのがこれです。だから「編集できる人」を増やさないのが効きます。

② リンクの流出(意図しない相手に渡る)

リンクは便利だけど、転送されやすいです。期限・パス・範囲の3点で“広がり”を抑えます。

③ 後から止めたい(共有の片付け)

共有は作るより片付ける方が大変です。期限を付けておくと、片付けがラクになります。

権限の早見表(閲覧/編集/リンク)

権限 できること 向く場面
閲覧 見る・ダウンロード(設定次第) 提出、確認、共有の基本
コメント 意見を残す(中身は変えない) レビュー、確認のやり取り
編集 中身を変える・削除も起きうる 共同作業(人数を絞る)

おすすめの組み合わせ:「外部=閲覧」「内部=編集」。編集権限は“内側”に寄せると安心です。

設定の順番(Step1-3)

Step やること 狙い
1 編集者を絞る(基本は閲覧から) 編集事故を減らす
2 期限を付ける(短めでOK) 共有を片付けやすくする
3 パスワードや範囲制限を付ける リンクの広がりを抑える

よくある失敗

失敗①:いきなり編集で渡してしまう

「見せるだけ」のつもりが、間違って消されたり書き換わったり。まず閲覧で渡して、必要な時だけ編集に上げるのが安全です。

失敗②:期限なしのリンクが残り続ける

共有が増えるほど「どれが生きてるか」が分かりにくくなります。期限は“片付けの自動化”です。

質問と回答

Q. 編集してほしいけど怖い。どうすれば?

編集者を1〜2人に絞って、期限を付けて渡すのが現実的です。さらに版管理(履歴)があると、上書きミスの戻しやすさも上がります。

まとめ:共有は「編集者を絞る→期限→パス」の順。まず閲覧から始めて、足りない分だけ権限を上げると、安心が作りやすいです。

比較と選び方一覧へ

次のページ:外部共有のルール作り