クラウドストレージの選び方を初心者向けに解説。容量・料金・使いやすさ・安全性など、失敗しないための5つの基準をわかりやすく整理します。

ランサムウェア対策|クラウド側で効く機能(版管理・復元)
ランサムウェアで困りやすいのは「暗号化されて開けない」「同期で広がる」こと。クラウド側で効く機能(版管理・復元)と、事故を減らす最低限の設定を整理します。

先に結論
ランサムウェア対策で一番怖いのは「PCが暗号化される」より同期で同じ状態が広がること。
だから、クラウド側では版管理(過去に戻す)と復元(ゴミ箱)が効きます。加えて、アカウントの入口(ログイン)も固めると安心です。
| 守りたいもの | クラウドで効く手段 | 狙い |
|---|---|---|
| 暗号化されて開けないファイル | 版管理 | 暗号化前の版へ戻す |
| まとめて削除されたファイル | 復元(ゴミ箱) | 削除を巻き戻す |
| アカウントが乗っ取られる不安 | 二段階認証(2FA) | 入口を固める |
大事な感覚:クラウドは「感染を止める薬」ではなく、「戻れる棚」を作る場所。戻れれば被害は小さくできます。
① ファイルが暗号化されて開けない
見た目は残っているのに、中身が読めない状態。同期が有効だと、その状態がクラウドにも反映されることがあります。
② まとめて削除される
復元(ゴミ箱)の保存期間が短いと、気づいた時には戻せないこともあります。
③ アカウントが乗っ取られて操作される
ログインが突破されると、削除や共有設定の変更が起きやすいです。入口の守り(2FA)が効きます。
| 機能 | 守れる事故 | 見落としがち |
|---|---|---|
| 版管理 | 暗号化・上書き | どこまで過去に戻せるか(期間) |
| 復元(ゴミ箱) | 誤削除・大量削除 | 保存期間と、完全削除の扱い |
| 二段階認証(2FA) | 乗っ取り | 機種変更時の復旧手段を用意する |
最短で効くのは:版管理の期間を意識して、2FAを入れる。これだけで“戻れる確率”が上がります。
| Step | やること | 意図 |
|---|---|---|
| 1 | 二段階認証(2FA)をオンにする | 入口を固める |
| 2 | 版管理・復元の“戻せる期間”を把握する | 気づくまでの時間に合わせる |
| 3 | 大事フォルダは同期範囲を広げすぎない | 影響を広げにくくする |
失敗①:版管理があるから大丈夫、とだけ思ってしまう
版管理にも“戻せる期間”があります。自分の運用に足りるかだけ確認しておくと、安心が変わります。
失敗②:2FAを入れてなくて、入口が弱い
データの守りは“入口”から崩れやすいです。まず入口を固めるのが効率的です。
Q. クラウドに置いてればランサムウェアは平気?
置いているだけで“感染しない”わけではありません。ただ、版管理や復元が使えると「戻れる」可能性が上がります。守りの中心は“戻れる棚”と“入口の固さ”です。
まとめ:ランサムウェア対策は「戻せる棚(版管理・復元)」と「入口(2FA)」。クラウド側で効く所を押さえると、被害を小さくしやすいです。