監査ログはどこを見る?「後から追える」の価値

監査ログはどこを見る?「後から追える」の価値

監査ログ(操作ログ)で確認できることを整理。ログイン・共有・権限変更・削除など「誰が何をしたか」を追えると何が変わるか、見るポイントと運用のコツを解説します。

監査ログはどこを見る?「後から追える」の価値

先に結論

監査ログの価値は、ひとことで言うと「あとから追える」ことです。
共有や権限を触る人が増えるほど、事故はゼロにできません。だから、起きた時に原因が分かる仕組みが効きます。
まず見るのはログイン/共有変更/権限変更/削除の4つです。

結論:監査ログで助かる場面

起きがちなこと 監査ログがあると 助かる理由
「誰が消した?」問題 削除した人・時間が追える 原因が分かると再発が減る
共有リンクが広がった/外部に見えた 共有変更の履歴が追える 止める判断が早い
怪しいログインがあった気がする ログイン履歴が追える 端末の除外・2FAの見直しにつながる

ポイント:監査ログは“犯人探し”じゃなくて、原因を見つけて再発を減らすための道具です。

見るべきログ4つ

① ログイン(いつ・どこから・どの端末)

怪しいのは「普段と違う場所・端末」。見つけたら端末を外す、2FAを強める、が早いです。

② 共有変更(リンク作成・相手追加・期限変更)

外部共有が絡む事故はここ。期限なしリンクが増える原因も見えやすいです。

③ 権限変更(閲覧→編集 など)

編集権限が増えると事故が増えます。いつ誰が権限を上げたかが分かるだけで、運用が落ち着きます。

④ 削除・復元(ゴミ箱移動/完全削除)

「消えた」の原因がここで分かります。復元できる期間と合わせて押さえると安心です。

早見表(困りごと→見る場所)

困りごと まず見るログ 次にやること
共有が勝手に広がった気がする 共有変更 リンク無効化、期限・相手指定へ寄せる
ファイルが消えた 削除・復元 ゴミ箱/版管理で戻す、権限を見直す
乗っ取りが怖い ログイン 2FA、不要端末の除外、パスワード変更

コツ:「何が起きたか」より先に「どのログを見るか」が決まると、対応が速くなります。

運用のコツ(Step1-3)

Step やること 狙い
1 見るべきログを4つに絞る(ログイン/共有/権限/削除) 普段の確認が続く
2 外部共有の初期値を「閲覧+期限」に寄せる 事故が起きにくくなる
3 怪しいログインがあれば、端末除外+2FA見直し 入口から被害を減らす

質問と回答

Q. 監査ログって、個人でも意味ある?

個人でも「消えた」「共有が怖い」「ログインが不安」のときに助かります。ただ、最初からガッツリ見るより、困った時に見られるだけでも価値があります。

まとめ:監査ログは「後から追える」安心。ログイン/共有/権限/削除の4つを押さえると、事故対応が速くなります。

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